警報で学校休みになって暇だからキャラの過去話をするV

【賢一】
父親が詐欺師。母親は賢一を出産した際に死亡。双子の妹がいるが血は繋がっていない。

賢一が産まれた日に母親が死亡

詐欺師としての教育を受けながら父親に育てられる。3歳までは家族仲はそれなりに良好だった

兄は幼いころから人の機嫌を取るのがうまい上に利口であったが、賢一は幼いころはそれほど頭がいい子ではなく父親も手を焼いていた。
父親が賢一を叱るために手を出した日から家族が崩壊していった
その日から父親は幼い賢一に暴力をふるうようになる

父親は事あるごとに賢一と兄を比べた。「○○は本当にすごいなあ。それに比べて賢一は」それが父親の口癖になっていた。
比べられることが当たり前になっていき父親の機嫌を取るために賢一を見下していた兄も、次第に心の底から賢一をクズ扱いするようになっていった。この頃から別人格が生まれ始める。

12歳の時に父親が二人の女の子を連れてくる。年は賢一よりも二つ下で、幼いながらも将来は美人になることが見て取れるほど整った顔つきをしていた。兄が父親にこの子たちは誰かと聞くと父は小さく笑って「お前の妹だ」と答えた。
賢一がもう少し大きくなってからわかった事だが彼女たちは父親に金で買われたらしい。

中学に進学してからは周りからのいじめがひどくなる。学校にも賢一の居場所はなかったが家にいるよりはずっとマシだったので中学には毎日通った。その時賢一をいじめていたのは学校の中でも有名な不良少年だった。

賢一は高校には行かないつもりだったが、父は高校に行くことを強要した。賢一は中学を卒業したら詐欺師として父親の手伝いをさせられるものだと思っていたので驚き、そして父の考えがわからず不気味に思った。

賢一は兄と同じ高校に入った。地元でも有名な進学校で賢一の学力ではとても入れるような高校ではなかったが父親のコネと金の力が大きかったようで無試験で入学した。

高校に入ってから賢一は授業にもついていけず自分の無力さに打ちひしがれる日々でした。それからテストの度に、「お兄ちゃんの時は……」「お兄ちゃんは……」と父親の兄比べはひどくなり、賢一自身も自分は何もできない人間だと思い込むようになりました。

高校は一年で中退し、それからは父親の言いなりとなり人を騙しつづけました。声真似と嘘だけは上手かったので電話での詐欺が主でした

22歳の時に兄の失敗により自分たちの行いが警察にバレそうになりますが、賢一を差し出すことで家の人間は罪を被らず賢一一人が全ての罪を犯したという事になりました。賢一は家から出ていけるのなら警察でもどこでもよかったので抵抗はしませんでした。

そこから2年後にヴィクシィへ参加することになりました。家での生活よりもヴィクシィでの生活のほうが楽しかったかもしれません。

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基本的に神童だったとかもと暴走族の頭とか陸上部部員だったとかは嘘です。
いっぱい嘘ついてます。何もできないのが辛かったので誰かに頼られたりするのは嬉しかったです。
父親はちょっと痩せ型の黒ストレートヘア。兄はモデル体型で同じく黒ストレートでした。賢一だけが家族の中で茶髪の癖毛でした。母譲りですが賢一はそれを知りません。

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